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Ⅲ
「あ…あの…着きましたけど」
……
「あの…すいません起きてください。着きましたよ」
誰かが私の肩をゆらす
「あ?なんやワレ」
目を覚ますと私の隣に眼鏡をかけたオタク風な奴が座っている
「な…なんやって、着いたら起こしてくれってゆったじゃないですか」
そう私は次のひ早速新幹線で地元に帰ったのだ。
帰る途中新幹線であまりにも眠かったので横の男に駅についたら起こせとめいじてあったのをすっかり忘れていた。
「お…おうすまんのぅ。」
私は久々に地元に足を踏み入れた
「懐かしいのぅ。あぁこの匂い。やっぱ地元が一番やのぅ」
私は広島とは違い慣れた足取りで街を歩きはじめた
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