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私はサツの腕をひっぱり、玄関から外にでた。
すると扉のむこうに女が立っていた。
背は小さいがスタイルがよく、ギャル風な女だった。歳はみたかんじ私たちより少し歳上だいたい20歳ていどだろう
みたかんじ、男との経験は少なくはなさそうだ
胸はCといった感じか
そんな数値が私の新型のスカウターに映った。
「なんや兄弟、ええ女やのう、ワレにはもったいないわい」
とヨダレをだしながら私はみていた
「まぁそういいなや、ほな紹介するわ、ワシん彼女で名前はミナ、歳はワシらん三個上の二十歳やけどな」
大当たりである
「ほな、ミナちゃん、俺はアキいいます。よろしく頼むわ、兄弟が世話んなっとるようやの」
「あっはじめまして。サツくんから話は聞いてるで、サツくんより男前やなあーちゃん」
「あ…あーちゃん?」
私とサツはお互いの顔をみあわせた。
「ん?変か?せやけどアキゆうよりあーちゃんのほうが可愛いやんか」
ミナがニコニコしながら言っている
するとサツはぷぷっとわらった
「あーちゃんて、あーちゃんて、似合うやんかアキ、のう」
「やかましい!」
「そや、ミナちゃん、いきなしやけど女友達とかようけおるんか?ワシなぁ女友達おらんねん紹介して!」
私はミナの前で両手をあわせおねだりをした。
するとサツは頭の上の2つのタンコブをおさえながら
「おいアキ、そないストレートにゆわんでも、どんだけさかっとんねんワレ」
「…なんやもう一発くらわすど、もう一個タンコブふやしてやろかの」
と拳をちらつかせ逃げ回るサツを追いかけまわした
「アハハ、あんたらおもろいなぁ。わかった!サツくんの友達のあーちゃんの頼みやからな、女の子紹介したるわ!」
ピタッと私はサツを追いかけるのをやめ、サササーとミナに歩みより、ミナの両手をつかんだ。
「ありがとう。ミナちん!」
「み…ミナちん?」
サツとミナがお互いの顔を見合せ不思議そうな顔をしている
「アホ、ミナちゃんよりミナちんのほうが可愛いやろ」
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