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私は以前、アヤといったホテルへ訪れた
「うわぁ懐かしいのぅ」
すると横のミナが口をとがらせた
「なに懐かしいて、誰かときたん?そらあーちゃん男前やもんなぁようくるわなぁ」
と叫んでいる
「アホ、大きな声ださんでもええやんか」
「なんや否定せえへんのか」
「やかましい、ほらはよ行きまひょ」
私はそうゆうとミナの腕をまたひっぱり部屋へといった。
「ほなちょっと私シャワーあびてくるわ。あーちゃんも一緒に入る~?」
「あほ、後で入るわい」
ミナがシャワーを浴びている間、私はワクワクしていたがだんだん罪悪感があふれていた。
ミナとメールをして一週間のあいだ毎日サツと遊んでいたのだが、サツの口からはいつもいつもミナの話ばかり
「のぅアキ、ワシほんまにミナに惚れてんねん、初めてやでこんなに女好きになったの、せやからな来月あいつの誕生日やからの、プレゼントこうたろ思ってんねん」
サツのあの幸せそうな顔を思い出すと私はだんだん自分に腹がたってきた。
「すまんのぅミナちん…ワシはやっぱ兄弟が一番や」
私はそっとテーブルの上に金をおきホテルをあとにした
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