『消えない傷』
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結局、次の桜と名乗る人物からのメールは無かった。 時間は深夜2時を回っていた.... 遥は待ちくたびれて寝てしまっている。 手にはしっかりと携帯が握りしめられていた。 「....かかってこいやぁ~」 遥は口をもごもごと動かし笑っていた。 そんな遥の手に握られていた携帯は静かにメールを受信していた。 不気味に光を発しながら....
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