『消えない傷』

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「....私は一人だよ」 遥は思わず呟いた。 学校に行ってなければ家からも、もう一年は出てないのだ。 そんな遥にメールが来るのはおかしい。 ブログやSNS等にも登録はしてないのに.... 遥の中で一つの答えが浮かんだ。 『ごめんな....』 さっき打った文章を消していく遥。 そして新しく文章を打ち始めた。 『あぁ!桜?ごめん!なんか登録出来てなかったみたい!』 ....送信
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