一人目の友達

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帰りの会が終わって、ゆみなは校門で生徒指導の先生と話しながらあみを待っていた。 『さすが正樹の妹やな!入学式早々に派手な格好して』 気さくで気があう先生で、とにかくしゃべりまくってた。 『ダサいのは嫌ですがね(笑)』 『パンツ見えるぞ(笑)』 『見せるんだって(笑)』 いろいろ話してるウチにあみがきた。 『ごめん職員室呼ばれてた~』 『ゆみなも呼ばれてるけど行ってな-い(笑)じゃ-ねせんせ-』 そして二人は公園に行き、アドレスを交換した。 『あたしの1番最初の友達だね(笑)』 『だからよ~つか明日からだるいわ』 『家どこ??東谷山??』 『だよ~電停の近く』 『あたし谷山中の近くだよ(笑)』 『まぢ!谷山中いけよ(笑)』 『あたし谷山中の子といろいろあるから嫌なんだって』 『いじめられたの??』 『いじめてたの(笑)』 『ダメじゃん...ゆみないじめないでね(笑)』 『大丈夫だし!明日一緒学校いくがぁ』 『何時に~??』 『朝8時くらい(笑)』 『遅刻やれぇよ(笑)今日ウチ来る~?』 『いくいく』 そして二人はゆみなの家に向かった。  
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