夏休みは休めない

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夏輝のレモン味のかき氷を囲むように 雪菜のイチゴ マキのメロン ヒデのオレンジが参加し、海の家のテーブルが一気にカラフルになった 4人はその後も海に入ったり、砂浜で語らいながら楽しい時間を過ごした やがて日差しの強かった太陽は大人しくなり、憂いを帯びた夕陽にかわりはじめる 「これが沈んだら帰ろっかぁ~」 夏輝が穏やかにきらめく海を見つめながら呟く 「そやねぇ、いっぱい遊んだなぁ」 マキも満足気に言う 「もぅ帰んの?」 ヒデは少し不満そうだ 「またみんなで遊ぼ」 雪菜が諭すように微笑んだ
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