快晴丸

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港へ着くとわずかな灯りの中で微かに動く人影がある 「ん?あいつも来とるわ」 じいちゃんが笑って船に近づく 船の名は“快晴丸”夏輝の父の晴海が亡くなってから付けられた だいぶ古くはなってきたが、じいちゃんを船長に5人の漁師の大切な宝物だ 夏輝とじいちゃんが近づくと人影も気づいて手を振ってきた
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