死神の切な唄

死神の暮らし

改めて言おう｡

此処は死神の世界｡でも死神だけの世界では無い

天使とかも居ます｡勿論､普通の天使

でも先ずは黒衣の天使の説明

黒衣の天使とは死神の女性バージョン

先程のアウロラは黒衣の天使だが､Soul Trainという地上で死んだ魂を霊界に送る汽車の担当をしている

他にも色々な担当がビジネス的に別けられているので､アウロラの担当は【魂送り係】と呼ばれているのだ

因みにルーカリアルは【魂拾い課】

何てチープなネーミングだろう･･･;
思わず泣けて来る

そんな事よりトキ君

「俺､ルーカリアルさんみたいな死神に成りたくて魂拾い課を志望したんです!!」

と､喜んで良いのか分からない微妙な尊敬を表す言葉をトキは話す

「フーン･･･死神ってあんま楽しくねぇだろ」

ルーカリアルは今までの死神の経験を思い出しながら言った

「ある意味､生物の命を奪ってんだからな」

「でも､ソレが俺達死神の仕事でしょ?誰かがやんなきゃいけないンですから」

「確かにそうだ｡俺達には生殺与奪の権利があるからな｡まぁ､まだまだ新人のトキには無いけど･･･」

いきなりヴィンセントが話しに割り込んで来た

「ヴィンセント､もう良いだろ｡気持ちよくねぇ話だ､それに･･･今夜何に付き合えって?」

無理矢理話題を変えるルーカリアルにトキは少し不振を抱いた

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