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「ハァ・・・あのババァあそこまで言わなくても良いじゃねぇかよ・・・なぁ?」
オフィスルームでコーヒーを片手にヴィンセントはルーカリアルに同意を求めた
「俺は怒られてねぇから」
しかしサラリと同意を拒否
「誰がコーヒーを奢ってやってると思ってんだ💢」
「誰のお陰で今まで減給を免れたと思ってんだ」
「まだ言うかソレ💢」
「永遠に言ってやる」
「・・・ったく嫌な野郎だこと」
「フンッ」
「そういやルー今夜ちょっと付き合えよ」
「何で」
「実はさぁ『ヴィンセントさぁん!!!!』ああ!?」
言いかけた所で若い童顔の青年に遮られ、ヴィンセントは怒りを少なからず露にした
「ヒッ💦」
駆け寄って来た童顔青年は睨み付けたヴィンセントにたじろぐ
「なんだ・・・トキか」
「トキ?新人か?」
「まぁな、トキ悪ぃな睨んで💧」
「いえ・・・俺もなんかすみません。・・・わぁ、ルーカリアルさんだ!!」
トキはルーカリアルに感激の眼差しを向けた
「トキ・・・ってあの鳥に名前が同じなんだな」
「朱鷺ですよね!?俺もそう思います!!」
「綺麗な鳥だよな」
「見た事有るんですか!?」
「こっちの世界でな」
「アレ?なんか意気投合してない?」
ふと寂しくなるヴィンセントだった・・・・・・ゴ―――ン
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