3人が本棚に入れています
本棚に追加
それから二日後
「状態は良好みたいですね」
「本当ですか!?」
「えぇ。これならもう退院しても大丈夫でしょう」
「ありがとうございました」
こうして僕は退院した。
そして家で着替えた後、その足で学校に向かった。
学校はちょうど昼休みだった。
「あっ。朝霧」
「鷹巳、おはよう」
「体大丈夫か」
「大丈夫だよ」
「そっか。ところで午後からの授業受けるのか?」
「当たり前だよ。そのために来たんだし」
「なら、これ」
そう言って鷹巳はノートを数冊渡してきた。
「何これ?」
「お前が休んでいた間のノート。とりあえず目だけでも通しておけ」
「せんきゅ」
そして放課後になって僕は家に帰った。
最初のコメントを投稿しよう!