序章

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ここは風見町。 人口の半分は漁師をしている田舎の海辺の町です。 ここは昔、有名な風水師が引退してひらいた町で町の人達はみんな生まれながらに風をよむ力が備わっています。 そして町には初代町長である風水師が残した言葉がありました。 『人は皆、心に翼を持っている。それは大人になりたい心が生み出している。』 それをあらわすかのようにこの町の人は小学生~高校生の間、背中に白い翼が生える。 そんな町に彼らは居た。
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