じゅうに

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    分かってるのは 貴方がおかしいって事 理由が分かんないよ 「ほ…くと」 「寝ていいよ、こうしてるから」 何となく、何となくだけど 貴方が居なくなっちゃう気がして 名前を呼んだの 手を伸ばしたら、貴方の素肌に触れた 触れた肌は温かくて 貴方のおっきい手がそれを包んで、もっと温かくなる その温かさに安心して そのまま貴方の胸の中で眠りについた 貴方の胸の中で見た夢でも 貴方は僕の手を繋いでくれてた
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