じゅうに

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    「あ!!烏抱っこしていいのは俺だけなんですけどー!!」 「あーあ、とられた」 「ぃっん、…北斗」 「お前っ、なにしてんだよ」 お姉ちゃんと顔を見合わせてると 扉が勢いよく開いた さきちゃんの膝に落ち着いてる僕を見て 貴方は大きい声を上げて、ズカズカ歩いてくる 貴方の腕に抱き上げられて さきちゃんの残念そうな声がしたかと思ったら 首筋に鋭い痛みが一瞬走った 熱くなる首筋に 新しく出来た赤い痕 後ろから部屋に入ってきた鷹に背中を叩かれる貴方 みんなが突然の行動にびっくりしてた
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