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一文目
目を通して
頭が動かなくなった
次の文に目を通しても
内容が頭に入らなくて
訳も分からない涙が溢れてきた
「あ―――っ」
声を上げて
こんなに苦しくなるまで泣いたのは
きっと初めて
一番上は一番願い事を届けやすい
封筒に入っていた短冊は
誰のお願い事よりも上に下げられてたやつで
どんな思いで
これを下げたのかな
こんな風に別れが来るなんて
僕をどれだけ驚かせればいいの?
ねぇ
どれだけ泣けば
いいのかな?
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