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    「行くけ、ども、うちょっと」 「…暑くない?」 「つ、きは…暑い?」 「ううん、全然」 いくら甘えても 文句一つ言わない そういうところもちょっと似てる でも、貴方に似てるから 月姫を好きになった訳じゃないんだよ? 時々俺より天然っぽい事言ってみたり 仕事中はストイックだったり 憧れから好きになった人なの 俺に対してだけ苦手なタメ口を、精一杯使う 温かい大切な人に擦り寄る 帰ってくるのは 北斗と同じ 人懐こい笑顔と ぎゅっと力強い腕の力 「お風呂先に入る?」 「流しっこ、がいい」 「はいはい」 泊まる旅館の室内のお風呂に タオルを準備する月姫の背中を追っかけて 一緒に浴室に入る
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