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    なーちゃんはね 貴方に似てやっぱりヤキモチ妬き 「髪、濡れてる」 「ちゅう、と半端に…乾かした、から」 「今晩帰るんだろ? 家に邪魔しに行こうかな」 月姫が居なくなると なーちゃんの指が髪に触れる 『好きでいてもいいか?』 ってなーちゃんに告白されて 何年経ったっけ 貴方にそっくりだから それに、優しくて、強くて いつもそばで守ってくれるから 気持ちが揺らぎそうになって 凄く悩んだこともあった
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