異端なる行動

2/6
40人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
下級武士…足軽の子として生まれた以蔵。 戦国の世なら、戦ともなれば、真っ先に戦場を駆けるのが足軽の仕事だ。しかしこの時代の足軽は、城の警護や上級武士の家の警護しかなかった。 この藩の身分の格差は、どの藩より厳しく、武士とはいえ足軽、上級武士にあったら通り過ぎるまで土下座。失礼な振る舞いには、無礼撃ちは当たり前である。どのような行動をとっても、理不尽な事を言われても、下級武士の足軽は、ただ我慢するしかなかった…
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!