第一章 一日の終わり

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 もう一度、俊也は目を開けてみた・・が、意識が朦朧とする。  薄れる意識のなか、俊也の見たものは、月明かりに照らされて影をなしている自分自身の姿ともう一つの影であった。  そして、その影の叫び声を最後に意識は深い闇の中へと消えていった。  長い一日が終わりを告げた・・・。
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