辛く、苦しい日々

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それからの、授業はとにかく酷かった。 前と後ろから消しカスが、飛んでくるのは当たり前。 酷い時には、ライター程の大きさの石が飛んできた。 先生も石が落ちたりした音で後ろを振り向くのだが、何事も無かったように授業を進める。 この生活が、達也にとっては当たり前だった。 そして、話がある3時間目がやってきた……… 達也にとってこの時間が、今まで以上の苦痛となることも知らずに………
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