花畑を夢見た…彼女に贈る

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「その話……間違いは無いんですか?」 「あぁ、確かな話らしい。だから密猟の対象になりそうな…………どうかしたか?」 「いえ……用事を思い出しましたので…私はこれで………」 「あ、おいジェイド!!」 後ろから聞こえる陛下の声も気にせず、私は走り出した。 彼女がいる湖に…… とても大きな不安に駈られて、辺りには目もくれず…… ひたすら走り続けていた――
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