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CSI:MAIAMI ラボ
「グォオオオ!!!!!!」
三人の男が雄叫び声を上げる。
その男達の目の色は紫色だった。
「ここに居てもキリが無い・・・。」
そこから死角となっている場所に一人の黒い高級感の漂うス―ツを着ている男がいた。
目にも高級感を纏っているワインレッドのサングラスを掛けている。
「もうサングラスはいらないな・・・。」
その直後にサングラスの縁を掴み、男達の方へと投げた。
「カンッ・・・。」
男達が音に反応し、サングラスを見る。
その直後に男が飛び出した。
「パァン!!パァン!!パァン!!」
男は懐から抜いたハンドガンの引き金を三回引いた。
男達の頭を綺麗に撃ち抜き、男達が地面に倒れる。
そして、男が走る。
ガレ―ジに男が到着し、男は[CSI:MAIAMI]のロゴが入ったHUMMER H3の鍵を開け、中に乗り込んだ。
シャッタ―が開くまで、男はHUMMER H3のハンドルを人指し指で叩いていた。
「早く、早く・・・!!」
男は焦っていた。
「バンッ!!!!」
ドアに何かが当たった。
当たってきたのは目の色が紫色の男だった。
その瞬間に男はドアの取っ手を引いた。
そして、勢いよくドアを蹴った。
「バゴォン!!!!」
ドアが男に直撃し、男が吹き飛ぶ。
男はドアを閉め、差し込んでいた鍵を捻り、ギアを入れる。
そして、アクセルを奥まで踏み込んだ。
「グォオオオ!!!!!!」
HUMMER H3は甲高い排気音を響かせ、勢い良く走り出した。
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