始まりの序章

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始まりの序章

この世に「ムカつく」や「ウザい」と、生まれてから一度も思わなかった人間は、恐らく一人も居ない。 言葉は変わり、聞こえが変わったとしても、きっと思いの本質的感情を何らかの形で感じた事があるはずだ。 俺は…俺の感情に不満や憎悪が多い。いや、ほとんどと言った方が正しいだろう。 特に「悪」に対する憎悪はひとしおだ。殺したいくらいに。 しかし、社会的立場と言うものが、俺にまったをかける。 だが、この世界ならば、それも許される。この世界ならば…
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