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「ふぁ~~」
周りが騒がしくなっていく中眠そうにあくびをしているのは陣だ
「・・・もう昼休みか」
陣は時計を確認してそう呟いた
「おい陣、お前今日もずっとねてたな」
「何だよ克也ウルサイナ」陣に話しかけている少年の名は克也である
「お前授業全部寝てんじゃねえよ」
「眠いから寝てんだよ」
「そんなじゃ教師とかに目つけられんぞ」
「どんとこいだな」
「先輩とかに目つけられたら?」
「それもどんとこいだ」
陣は後々こんなこと言わなきゃよかったと思っただろう
「そういえばお前飯食べるか?」
「それはたべるぞ」
「めんどくさがり屋のお前でも飯は食べるのか?」
「当たり前だろ、腹が減っては昼寝が出来ないからな」
「それちょっとおかしくないか?」
「いやおかしくないぞ」
「ならオレもそう覚えないとな」克也は少しバカなのである
「まあいい、飯でも食べようぜ」
「そうだな」
そして昼休みも終わり午後の授業になった
もちろん陣は寝ていた
放課後になると陣は克也と帰った
そして次の日
陣は折角の早起きをしたのに学校に行くのが今までにないほど嫌だった
だが陣は学校に行く準備をして学校へと足を運んだ
いつも通り遅刻している時間に起きていればあんなことは起きなかっただろう。そうあんなことは
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