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志狼の叫びに呼応して、大剣が光輝き、その光が体を包んでゆく。そしてヴォルネスの額のクリスタルから、光の帯が伸びて志狼を収容する。
同時に、ヴォルネスの体を覆っていたマントがボロボロと崩れていき、隠れていた体の全容が明らかになる。
銀を基調とした『騎士の鎧』を思わせる体。
男の遺産兵器と比べて、かなりスマートで見事な装飾の施されたボディーだ。
そして面の部分を覆っていたバイザーが、上方向に開いて端正な人の顔があらわれ瞳に強い光が宿る。
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