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剣十郎は静かに腕を組んで声を張り上げた。
「ひとォーーーーつ!!」
「…スゥー…フーー…」
(ひとつ…自分に絶対の自信を持つべし…!)
『パートナー…!?』
ヴォルネスは志狼の変化に気付く。
少しずつ、自分とパートナーのリンクが強くなってきている。
「ふたァーーーーつ!!」
(ふたつ…右足を引いて相手に対して半身に構え…)
ググッと、ヴォルネスは右足を引き半身に構える。
(左手を真っ直ぐ相手に対して突き出し…)
ヴォルネスは連動して、左手を突き出す。
(右手の剣はどんな状況にも対応できるように自然に構え…腰を落す…!)
ヴォルネスはナイトブレードを自然に構え、腰を深く落す。
「みィーーーーーっつ!!!」
(みっつ…そして…相手を眼力で射殺すかのように、睨みつける!!)
キィン!
すると、志狼は先ほどまでとはまるで別人のような、獣のような威圧感を放ち始めた。
「何言ってやがるッ!
まとめてぶっ殺してやる!!」
男は6連ミサイルを発射する。
が。
「…ッフウ!!」
ヒュン!ドガォォォオン!!!
ヴォルネスは一刀の元に6発のミサイル全てを叩き斬る!
「ば…馬鹿なあぁ!!?」
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