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1980年充電期間
前年までのテレビ露出に疲れたサザンは半年間の充電期間とファイブロックショーと題して月一ペースでシングルを発売する事になる。
その間テレビに出ない、レコーディングに時間を費やす形になったが、サザンにとって、この年から二年間アルバム売上は一位を獲得してもシングルのヒットに恵まれない不遇な時期にもなる。
まず二月に発売された
涙のアヴェニュー
を皮切りに
恋するマンスリーディ
いなせなロコモーション
ジャズマン
忘れじのレイドバック
と七月になるまでシングルを立て続けに発表した。
その間アルバム
タイニイバブルスを発表したが、このアルバムを聞くたび、サザンは解散も考えてた時期だったのかな?と匂わせる部分も否定できない。
タイトルの小さな泡も、学生バンドのお祭り騒ぎでしたを比喩するかのような表現だし、アルバムのラストを飾る曲は
働けロックバンドと云うゴスペル風なバラードで締めくくっている。
しかしサザンは年末に向けシングル
シャララ
ごめんねチャーリー
両A面扱いでリリースしている。
が、
ごめんねチャーリーは放送禁止になった曲である。
そしてサザンはこれまでと方向性を変え、それは翌年の音楽にも表れる事になる。
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