胸騒ぎの江ノ島～祝☆サザン＆桑田30周年～

1982年大ヒットの連続

この年のサザンは桑田と原の挙式から始まる。
なぜ、この年に二人は結婚したのか？？
それは、後に桑田の著書で告白しているが、ドサクサ婚らしい。
周囲のメンバーが相次いで結婚したから、それに便乗したとのコト。

さておき、この年のサザンは過去二年の不遇を挽回するかのように発表した三枚のシングルがすべて大ヒットを記録する事になる。

チャコの海岸物語
匂艶THE NIGHT CLUB
Ya Ya～あの時代を忘れない～

そしてアルバムは
NUDE MAN
このアルバムも色々な楽曲が詰まっており、アルバム曲ながらヒットした曲もある。

夏をあきらめて
そしてこの歌は、研ナオコが歌い大ヒットしたのだ。
その他にも、母校青学でのライブ録音された曲があったり、名曲のバラード
OH クラウディア

歌詞に韻を踏ませ、キレ味を実験させたかのようなレゲエナンバー

来いなジャマイカ

大正時代の歌謡曲を思わせる

流れる雲を追いかけて
など前作が黒い音楽寄りで作られたなら、今作はバラエティー豊かに作られた感じがするのは、個人的な感想かな。

そして、この年桑田は嘉門雄三と名乗りライブアルバムを発売している。内容は洋楽をカバーした曲と二曲ほどオリジナルが収録されているらしいが、残念な事に俺は聞いた事のない作品であり、発売もアナログ盤とカセットのみで再販はされていない。
もちろんデジタルの時代にCD化もされていない。その為ファンの間では稀少価値が付きプレミア物の一枚となっている。
なぜCDにしないのか？
発売元も版権もビクターで問題はないはずなのに、謎である。

実質上の桑田の初のソロアルバムなのだから、CD化して欲しいと思いませんか？？

ミリオンヒットも飛ばし、アルバム成績も好調だった1982年サザンは二度目の紅白出場を飾る事になる。
曲はチャコの海岸物語。桑田は白塗りの化粧で登場し「裏番組はビデオに録りましょう」の一言が問題視されて皮肉な結果を残してしまう。