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するとオレの様子にビックリしたのか亜美が気にかけてくれた…
『嵐?どうしたの?』
……………行く…しかない
『亜美さん…オレちょっと出てくるよ。すぐに帰ってくるから…』
『えっ?ちょ…嵐!?』
オレは全速力で扉をこじ開けて路地裏的な場所に入った石嶋と柄の悪い男を追った。
石嶋…
オレはその事しか頭になかった…
彼女はあきらかに嫌がっている感じだった…
オレは石嶋と男に追いついた
そこには柄の悪い男どもが3人いた…
うわっ…さ…最悪ですぅ
『魚塚くんッ!?』
『あぁ?なんだてめーは』
『オ…オレオレオオレは…わわわわっ… オレオは…じゃなくて…』
あたふたしまくるオレオ…じゃなくてオレ…
もう脳内までがオレオに汚染されてきた
『なんだコイツ!意味わかんねぇぞ!』
『かかか…彼女を置いてどっかに行っっっけ…ください』
最後の方はなかなか弱々しかったしかも半分こっちが強盗みたいになった
『ははっ♪なるほどね。この女の子助けに来た訳だ!いやぁ…かわいいよねぇ…彼女…これから舌つけちまおうと思ってよ』
コイツ等…
石嶋はかわいすぎるから見とれてしまうのは分かる。
コイツ等の気持ちも分かる…。
だけど…
だからってこうゆう事に持ち込んで自分の物にしようとするのは…
許せない。
『は…はやく///どっか消えてッ!!……ください…』
男じゃない…
オレはビビリだった
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