大切な物の為に

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石嶋は綺麗な涙をそのクリクリのかわいすぎる瞳からこぼした… ウォォォォォッッ!! かわいすぎる! じゃなくてこんにゃろーどもッ!! オレは脳内でキレまくったが実際にキレたおかげで身体的に強くなる…みたいなマンガ的な事は起こらないわけで… Lv0.2のスライム以下のクズだって… ゴキブリだってッ… Lv測定不能ラスボス達に頑張って挑めば! 勝てる訳ないけどッ!! 大切な物を守る為にッ!! オレはマジでビビリまくっていたがよくある格闘ゲームにありそうな構えをへたくそに構えた。 『さ…ゎ…こ…こい…』 情けない…こんなクソキャラが格ゲーに存在したら誰も使ってくれないって… へたくそな構えをしながらオレはじっと構える 『プッアハッハッハッ!!コイツついに頭狂ったのか!?足震えてんじゃねぇか!』 『ぅ…るさ…い』 『魚塚くん…』 『よし!こいよビビリの王子様。まだまだだね。のキメゼリフ聞かせてみろよぉ!!』 男の1人が両手を左右に広げ凄い構えをしやがった。 か…勝てるかな… てかケンカってどうやるんだ? パ…パンチすればいいのかな…… それともキック? いまさらだかオレはアホな事を考えてやがった
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