子猫

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「…う~ん」 横を振り向いたそこには、小さい女の子がぐっすり寝ていた。 俺は目を丸くした、夢じゃないか擦ったりもした。 「う…うわぁ~!?」 今更だけど…。 その声に起きた女の子。 「ん?どうしたにゃ~?」 しゃ、喋った。 …しかも猫語!? 「てか誰!?はっ!!」 子猫が消えてる…? 「何…なんにゃの!?」 どうしよ、恨まれたら… 「子猫が居なくなってるんだ、君が座ってるとこに居たんだけど」 「あ~それは」 「あっ!!もしかして…食べたとか!?」 だからか、猫語になったのかぁ~ 何てひどい事するんだろう…(泣) 「ちょっ…私が子猫何だけど!?」 うっわ何コイツ、異常だわ~ 絶対食ったに違いねぇ。 「お前、まともな嘘つけよな」 「ちっが~う…」 「だからぁ、あのね?聞いて」 いやいやいや、食ったって知ってるから。 俺は黙った… 「夜になるとまた猫の姿になってしまうにゃよ?」 …俺は少し疑った。 「そして~朝になってしまうと、人間になってしまうにゃよ」
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