3人が本棚に入れています
本棚に追加
「…う~ん」
横を振り向いたそこには、小さい女の子がぐっすり寝ていた。
俺は目を丸くした、夢じゃないか擦ったりもした。
「う…うわぁ~!?」
今更だけど…。
その声に起きた女の子。
「ん?どうしたにゃ~?」
しゃ、喋った。
…しかも猫語!?
「てか誰!?はっ!!」
子猫が消えてる…?
「何…なんにゃの!?」
どうしよ、恨まれたら…
「子猫が居なくなってるんだ、君が座ってるとこに居たんだけど」
「あ~それは」
「あっ!!もしかして…食べたとか!?」
だからか、猫語になったのかぁ~
何てひどい事するんだろう…(泣)
「ちょっ…私が子猫何だけど!?」
うっわ何コイツ、異常だわ~
絶対食ったに違いねぇ。
「お前、まともな嘘つけよな」
「ちっが~う…」
「だからぁ、あのね?聞いて」
いやいやいや、食ったって知ってるから。
俺は黙った…
「夜になるとまた猫の姿になってしまうにゃよ?」
…俺は少し疑った。
「そして~朝になってしまうと、人間になってしまうにゃよ」
最初のコメントを投稿しよう!