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《ざぁぁあ…》
「まじかよ~」
その日は何だかやけに雨が降っていた。
俺は傘を忘れたから、しょうがなく濡れながら帰ることにした…
ふと走ってる途中ダンボールが目に入ったから、近づいて覗いて見た。
そこには小さい子猫が震えていた…
その子猫は瞑らな瞳で俺を見てくる。
「うは~まじかよっ」
そう言いつつ頭を掻いた。
可哀想だけど‥
俺には無理だろ。
そう思って無視して帰る事にした…
《ガチャン》
「ただいま~」
し~ん…
誰も居るわけないか(笑)
電気を点けると、そこには子猫がちょこんと座って居た…
「えっ!!お前何処から…っ」
周りを見ると窓が開いていた。
どうやら、窓から侵入して来たみたいだ。
子猫がこっちを見てまた瞑らな瞳で…
「わぁった…泊めるからそんな目で見んなよ~…」
とりあえず、その日は疲れてるから寝る事にした。
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