月
2/21
読書設定
目次
前へ
/
86ページ
次へ
歩道を歩く僕達。空を見上げると、丸く大きな青い月が浮かんでいる。僕は兎を探し、レイコは現実を見詰める。 「ねえ、ちゃんと話聞いているの?」 「うん、聞いているよ。」 鸚鵡返しに答えた僕の台詞は、レイコの望んだ答えではない。寧(むし)ろ、僕にとって何等かの災いを齎(もたら)す筈だ。 「本当にどうする積もりなの?」 どうするも何も、今のままだよ
/
86ページ
最初のコメントを投稿しよう!
19人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!