第一章 おふくろとの別れ

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引越し業者が俺の荷物を積み込んでくれた。 俺も車に同乗させてもらうことにした。 玄関を出る時俺はおふくろに言った。 「じゃ行ってくるね!体に気をつけてね・・・」 おふくろは昔の様に目に涙をためて俺の手を握った。 そして「これを持って行きなさい」と言って茶封筒を握らせた。
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