第二章 ~大切な芽生え~

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ふと、自分の手を見てみるとさっき買ったばかりのゲームがない。 僕は周りをみわたした。 すると、川下の方に向かってゲームが流れていくのが目に入った。 僕は慌てて追いかけた。 だが予想以上に川の水の流れが早く、ゲームは離れていくばかりであった。 僕は愕然とした。 半年間もためたお小遣いで買ったゲームが一瞬のうちになくなってしまったのである。 茶色いそれに対する怒りが突然こみ上げてきた。
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