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週末、ショウは仕事が終わり、いつものように携帯チェックしながら、
いつものようにバーへ向かった。
「うぃ~っす。」
「いらっしゃーい、おつかれ~」
いつもと変わらないメンバーが、いつもの席に座り、いつものように盛り上がっていた。
ショウも、いつもの席に座る。
いつも通りに、スコッチがロックで出てきた。
そして、マスターが何故か間違い電話の話をしだした。
「ショウ、最近、何回も間違い電話なかった?」
ショウは少し驚いた。
「マスターなんで知ってるの? 俺、誰にも言ってないのに…。 」
マスターはニヤリとしながら、
「イヤ、ちょっと間違い電話の話きいてさぁ。」
「お客さんなんだけど、その人が最近、携帯変えて、番号も変わったんだって、 そしたら職場に親から電話きて、番号もう一度教えてくれってきたらしくて、 それで間違い電話の事聞いたらしんだよね。 」
そう言うマスターの声にショウは何がつながってるのかわからない状態だったが
次のマスターの話で納得した。
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