えぴローグ

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また一気にぶわっと大粒の涙が溢れてきて、息が苦しくなった。 「陽奈ちゃん、大丈夫?」 陽介のお兄ちゃんの俊ちゃんが気をつかって、ハンカチを差し出してくれた。 「…んだっ…大丈夫…」 こんなおめでたい席で葬式ばりに号泣してる人など、私以外にいるわけがない。 .
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