沙絵ちゃんの真実

40/56
前へ
/688ページ
次へ
沙絵ちゃんの泣き声はいっそう強くなって、喋ってるんだか呪われてるんだか紙一重なところだった。 「でも生きてるんです!!このお腹の中に! 信じられないくらい小さいけど、必死で呼吸してた! 私はそれを始末することなんてできない!!」 もう何も言わないで。 これ以上その『証』を見せつけないで。 .
/688ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1118人が本棚に入れています
本棚に追加