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僕は秋斗(アキト)
今日は中学校の卒業式があった。
アキト(やっと中学卒業か……明日からバイトでもしよっかな?)
秋斗は孤児院で育ったため高校には行かず、バイトをして通信教育で勉強をすることになっていた。
アキト「とりあえず今日は帰って寝よ。
今夜も来てくれるのかなー?」
卒業式は昼過ぎに終わり、友達と遊んでいた為に夕方になっていた。
孤児院に着き、夕食は院長達と小さなパーティーをして祝っていた。
院長「主役が先に居なくなってどうする?」
アキト「あっえーと……式で疲れちゃって、それに残ってるの院長と奥さんだけですよ。」
上手く逃げれなかった秋斗は、酔っ払った院長に捕まっていた。
院長「嘘じゃよ。
愛しの眠り姫に報告もしなくてはの。」
アキト「あっはい。
院長と奥さんおやすみなさい。」
バタン……
秋斗が出ていくと静かになってしまった。
院長「なぁ母さん、秋斗は何者なんじゃろ?」
奥さん「なんだっていいじゃないですか、私達の最初の子供ですよ。」
院長「そうじゃな。
たまには母さんも一緒に飲もう。」
奥さん「はいはい。」
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