女神再び

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今日から学校が始まろうとしていた。 今は登校時間なのだが秋斗達は理事長室にいた。 ユキ「ティナちゃん本当にいいのね?」 ティナ「はい、よろしくお願いします。」 ティナは休学になっていた学校を、退学にしてもらっていた。 新しい気持ちで新たなスタートをきりたいと思ったからだった。 ユキ「編入って事になると、一学年からやり直しになるけど平気なの?」 ティナ「はい!……どちらかというと、秋斗と一緒にいられて嬉しいくらいです!」 ユキ「それなら朝のHRが始まったら、ガイ先生に付いていってね。 秋斗は、そろそろ教室にいかないと遅刻するわよ。」 ティナと放れたく無いが、秋斗は渋々教室に向かって行った。 教室には、いつものメンバーは登校していた。 アキト「おはよう、合宿以来だね。」 皆と挨拶を済ませて席に着いた。 秋斗は今はHRが早く始まらないか待ち遠しかった。 リオン「秋斗知ってるか? 今日から転入してくる奴がいるらしいぞ。」 どこから聞き付けたかリオンは知っていた。 アキト「もちろん知ってるよ、転入してくるのは僕の彼女だからね!」 リオン「いつも話してた彼女か……本当にいたんだ。」 秋斗はティナの事を皆に話していた。 だが、誰も見たことがない為にリオンは信じてなかった。
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