19863人が本棚に入れています
本棚に追加
一週間はあっという間に過ぎていった。
秋斗は一週間考えた結果元の世界に戻ることを決めた。
そして、院長に最後の挨拶をするために院長室に来ていた。
院長「そうですか……行ってしまうのですね。
孤児院を継いでから初めての子供の秋斗がいなくなるのは寂しいけど……笑顔で別れましょう。
頑張るのですよ秋斗。」
院長は秋斗を優しく抱きしめ別れた。
院長に挨拶を終え部屋に戻って部屋を片付けいた。
ｱｷﾄ「ふぅー大分片付いたな。」
休憩していると秋斗は急に眠気に襲われ眠りについた。
夢の世界
ｱｷﾄ「夢ってことはティナかな？」
ﾃｨﾅ「そうだよ、答えを聞きに来たよ。」
秋斗の後ろからティナが話し掛けてきた。
ｱｷﾄ「答えは……元の世界に戻るよ。」
ﾃｨﾅ「キャーやったぁ！
これからは、ずっと一緒にいられるね。」
答えがとても嬉しくて、ティナは抱き着いて喜んだ。
ｱｷﾄ「ティ、ティナ？？」
突然抱き着かれて訳が分からなくなった秋斗は棒立ちになっていた。
ﾃｨﾅ「じゃあっちで待ってるよ。」
離れるとすぐに帰っていった。
秋斗は、しばらく呆然としていたが、次第に嬉しくなって一人でニヤニヤしていた。
最初のコメントを投稿しよう！