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アキト「ふぁ寝むてぇー。」
秋斗は欠伸をしながら体を起こした。
アキト「異世界だよな?」
寝ていたベットは知っている物ではなく高級感がありフカフカで気持ち良かった。
秋斗が二度寝をしようとした時、部屋に勢い良く人が入って来た。
入って来たのはティナとユキだった。
ティナ「おはようー秋斗。」
アキト「おはよう。」
秋斗は眠い目を擦りながら起き上がった。
ユキ「おはようございます。」
アキト「おはようございます。
……どちら様ですか?」
初対面なので秋斗は誰かわからなく敬語になっていた。
ティナ「あ~初対面だよね?この人はユキさん、秋斗のお母さんよ。」
アキト「お母さん?若すぎない?ティナのお姉さんじゃないの?」
ユキ「若いだなんてありがとうね。でも、私は正真正銘貴方の母親よ。」
アキト「ユキさん……はじめまして。」
秋斗はどうしたらいいか解らず混乱しながらまた挨拶をした。
ユキ「そんなによそよそしくしないで……。
確かに生まれて直ぐに離れ離れになって母親らしい事何も出来なかったけど……これからその分母親として頑張るから。」
ユキは悲しそうに秋斗に言った。
アキト「できるだけ頑張るよ。……母さん。」
ユキ「母さんって嬉しい!」
ユキは笑顔になり秋斗に抱き着き嬉しさを爆発させていた。
ティナ(親子の再会っていいなぁ。)
ティナは静かに羨ましそうに二人を見ていた。
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