異世界?

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止水が女の子の前に現れる一時間前。 立派な建てものの中、おそらく学校であるが、そこに一人の生徒がいた。 「先生~なんで僕だけ、補習なの~?」 「それはね、紫苑さん。貴女のせいよ!」 どうやら、少女の名前は、紫苑というらしい。 何故か自分のことを僕って言っている。 短い髪に、150㎝なさそうな身長。とくに目立つのは頭とお尻の辺りにあるイヌミミと尻尾だった。 「使い魔召喚の時、何処にいたの!」 先生のヒステリックな声がする。 「つまり、僕は使い魔を召喚しないといけない?」 「当然です。」 そういうと、先生は召喚室とかかれた部屋に紫苑を投げ入れ、鍵をかけていった。
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