297人が本棚に入れています
本棚に追加
「何で俺の部屋に?」
「だってさっき招待してくれたじゃん」
………は?さっき?ここに来るまでに会ったのは猫だけだぞ?
「俺、何て言ってた?」
「擬人化して俺んち来ない?って」
うん。夢だこれ。そう思って自分の頬を殴ってみたら………うん。普通に痛い。
「つかぬ事をお聞きしますが………貴方はさっきの猫ですか?」
「うん!」
「えええっ!!」
俺の突然の叫びに猫娘は少し怯えた様だった。
「……私がここに居ちゃ迷惑だった………?」
涙目+上目遣い+猫耳…………ヤバイ。可愛すぎる。アキバに通い詰めるオタクの気持ちが少し分かった…様な気がした。とはいえそっちの道に走る気は無いが。
「迷惑じゃ……無いかな………」
「ホント?!」
猫娘は突然俺に抱きついてきた。……俺の理性に甚大なダメージを与えおって………。
最初のコメントを投稿しよう!