序章~デアイ~

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俺は猫娘を抱っこしてみた。 「えっ?!何すんの?!」 片腕で持ち上げ片腕で腹をくすぐる。するとくすぐったいのかあえぎながら腕の中で暴れている。 「やぁ…!そこは……!くすぐったいよぉ…!」 ひとしきり遊んだので放してやった。(飽きたと言った方が良いかもしれない) 「……………」 猫はぐったりしながら俺の腹の上で寝ている。もう流石に眠かったから睡魔に身を委ねた。 「朝か………」 カーテンを閉めるのを忘れていたのか直射日光が容赦無く俺に降り注いでいた。
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