闘病

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 私と里於は、玲於に告げるかどうか迷う…。  玲於は、本来心臓の動きがほんの少し良くない、ということしか知らないので、本当のことを言うべきか散々迷った。  気が強くて凶暴とはいえ、不安にもなるだろう。…もしこれで告げて、治療法がないからと荒れてしまうかもしれない…。  仕事を休職しなければならないと聞いた玲於は、驚きの表情をしながらも、日に日に弱っていくのが目に見えていた。
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