94人が本棚に入れています
本棚に追加
終戦後もアメリカとソビエトという大国を軸とした東西の睨み合いが続いた。共産主義と資本主義、自国防衛のための兵器開発。科学兵器、生物兵器、そして数えきれない程繰り返された核実験…。核爆弾の数百倍とも言われる威力を持つ水爆も生まれた。現在世界中に備蓄された核兵器を全て使えば世界の至る主要都市いっさいが壊滅するという。9.11後アフガン戦争、イラク戦争と立て続けに起きた戦争ではさらに巧妙で非人道敵兵器が使われた。クラスター爆弾は一つの爆弾が数千個に分離し広範囲を一度に爆撃できる兵器だ。その威力は小形核兵器並といわれ不発に終わった無数の爆弾は対人地雷のごとくその後も残り影を潜める。世界中の批判を受けクラスター爆弾投下は自粛されたが、このように兵器開発は日々進歩をとげているのだ。
最初のコメントを投稿しよう!