~頼み事~

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綾人は、その日 ある人物に呼び出されていた。 長い廊下を歩ききり、1度庭に出て、その奥にある建物にその人物はいた。 くるん、 その人物は、自らのくせのある髪を指で巻き込んで、口を開いた。 「早速だけどサ、綾人? 頼みがあるんだよネ。」 その人物の名は、冬魔 春風トウマ ハルカゼ。 冬魔を統べる、長。
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