~頼み事~

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ぴたっ 綾人が足を止め、くるりと、 一層鮮やかに振り返った。 白い面には、清々しい程の笑みを浮かべている。 綾人に正面から挑まれ、 ぎくりと 体を強ばらせるのはつい先刻嘲笑を浮かべていた連中である。
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