天空からの贈り物

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そして、ハッと気付いた僕は走ってる。 夜の道を走ってる。 ある女の人の元に走ってる。 「翼。」 家のベランダから驚きながら顔出した女の人。 幼馴染みの女の人。 昔捨てた心をあの子が拾ってくれたんだ。 今日小さな女の子と歩いた道のりは、翼と歩いた大切な道。 今、昔言えずにいた言葉を伝えよう。 「翼・・・大好きだー。」
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